未来のエース ロッテがホークスに3タテ 優勝の可能性

本日（8月25日）またこの男に驚かされた。試合内容として、ロッテは2回、井上選手がバックスクリーンに飛び込む22号ソロで先制をする。5回には2死二塁から荻野選手がセンターにヒットを放つが走者の平沢選手が本塁でアウトになってしまう。リクエスト判定を行うも判定は覆らなかった。すると、1－1の同点に追いつかれた7回には先頭の中村選手が高橋投手の投じた10球目を頭部に受け、一旦ベンチに下がるも無事試合に復帰し、高橋投手が危険球退場となると、1死三塁から清田選手の投ゴロの間に1点勝ち越し、さらに2死一、三塁として鈴木選手が左中間への走者一掃適時二塁打で追加し、この回3点を奪う。投げては、またこの男（種市篤暉）が8回被安打4奪三振8失点2で見事に勝ち投手に輝き7勝目。

 これで王者ソフトバンクとは15勝6敗と圧倒的に勝ち越している。打線の方では、レアード、井上、中村、鈴木、荻野選手らが本塁打を達成しており、昨年の本塁打数は、76本で現在は138本と今の段階で昨年を大きく上回る結果となっている。

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なぜ今年は本塁打が多いのか？

 私が考える事として、打撃コーチの変更ではないかと考える。昨年までは金森栄治がロッテの打撃コーチであった。しかし、金森栄治は今年楽天のバッティングコーチとして就任している。では、ロッテのバッティングコーチは誰かというと、現在DNAの4番を務めている筒香選手を育て上げたという大村バッティングコーチである。金森コーチは体を軸にし、腰を回転させて体全体を使いながら打つのが教えだったが、それで成績が開花した選手もいる。昨年では、井上選手や中村選手は飛躍の年であったのではないか。しかし、今年井上選手や中村選手は打率は落ちているが本塁打は増えている。中村選手は練習中にコーチとぶつかり目の近くを怪我しておりそれが影響されている可能性もある。また、今年本塁打が増えた理由として、荻野選手がここまで怪我なく、二桁本塁打を達成しているのが今までのロッテとの大きな違いである。現在荻野選手は打率3割を越しおり、今年のマリーズを支える驚異の一番バッターとなっている。私は、この荻野選手は怪我が少なかった場合日本球界を代表する切り込み隊長になれたのではないかと思うくらいのポテンシャルの高さを持っていると思う。

今年は優勝が狙える

 今年はソフトバンクに強いのは見ての通りである。ソフトバンクの工藤監督もロッテ戦は苦手と話しており、ロッテがもし3位に入ることが出来、クライマックスに進出した場合はソフトバンクに相性が良いロッテが優勝をする可能性は十分にあるのではないかと考える。また、2010年以来の史上最高の下克上を観たい人も少なくないはず。今年のロッテはパリーグの台風の目になれる為の戦力が揃っていると思うので、今後のロッテの戦いには注目していきたい。

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