上腕骨顆上骨折で正しいのはどれか。
国家試験対策
上腕骨顆上骨折で正しいのはどれか。
1.老年期に多い
2.原則として手術を行う
3.外反射を行うことが多い
4.前腕の循環不全を生じやすい
5.肘関節屈曲位での受傷が多い
解説は下へ続く
上腕骨顆上骨折は、小児の骨折の中で最も頻度の高い骨折の一つである。
×1.小児に多い。
×2.小児期の骨折であることもあり、保存療法 を優先する。
×3.内反射変形を生じることが多い。
◯4.上腕動脈が近くを通過していることによ り、骨片による圧迫や筋の腫脹(コンパートメント症候群)か血行障害を生じやすい。結果としてファルクマン拘縮を起こすことがある。
×5.肘関節伸展位での受傷が多い。
正解 4